Case10 デジタル機器の盗難
  経営コンサルタント
Mさん(41歳)
独立して4年目。コンサルタントとしてはじめての著書も出版し、業績は順調だ。外出が多いためノートパソコンを愛用しており、ITリテラシーはそれなりにあると自負している。
ノートパソコンが盗まれた!
駐車場に止めておいた車が車上荒らしにあい、仕事で使っているノートパソコンが盗まれた。まさか自分が盗難にあうなんて・・・。一週間前にバックアップはとってあったことと、個人情報などのデータが入っていなかったことは不幸中の幸い。だが、大事なプレゼンがあさってに迫っている。何から対応したらいい?
 
 
 
     
  昨今では、パソコン内の個人情報の取得を目的とした盗難が増えているとのこと。不幸にもあなたのパソコンが盗難にあってしまった場合はまず、警察に届け出た後、以下に紹介する点に注意しながらその後の対処を行います。やるべきことを全て終了したら、再び盗難にあわないように盗難防止策を見直しましょう。また、盗難後の被害を出来るだけ少なくするためにも、Mさんのように日常的にデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。  
■まずは、警察や保険会社に連絡する
ノートパソコン以外にも盗まれたものがないか、被害状況をきちんと確認の上、警察に届け出ましょう。盗難保険などに加入している場合は、保険会社にも連絡して下さい。保険料の支払いには、警察による「盗難証明書」が必要になります。この損害は、法人なら特別の損金算入、フリーランスの方なら雑損控除ができます(ただし、例外アリ)。詳しくは税理士等に問い合わせてみてください。
 
■被害をきちんと報告し、二次被害に備える
ノートパソコンにお客様の重要なデータなどがある場合は、取引先や関係者への連絡も忘れないようにしましょう。自分の失態をさらすようで気が進まないかもしれませんが、二次的な損害を与えてしまう恐れもあります。今後の関係のためにも盗難の事実はきちんと報告しましょう。銀行やカード会社のオンラインサイトへのアクセス用パスワードなども、念のため変更することをオススメします。この作業をする際に別のパソコンを使う時は、終わったら入力した情報の履歴等をきちんと消去するのを忘れないようにしてください。
 
■新しいパソコンにバックアップデータを戻す
残念ながら、盗まれてしまったノートパソコンは返ってこない可能性が高いです。あきらめて新しいパソコンを用意しましょう。バックアップデータを戻し、前と同じ状態で使用できるようにします。その後、盗難防止のための対策をとりましょう。今はパソコンを動かせないように固定するグッズや、パスワードでデータをロックできるソフトなど、たくさんの便利なツールが出ているので、ぜひ自分にあったものを用意してください。
 
  ●ノートPCバックアップ
既存のPCが起動しなくなった場合の対処法の紹介だが「5.バックアップツールの使い方」の後半部分の対策方法は参考になる。
  ●SOHOのセキュリティ管理 パソコンの盗難を予防する
PCの盗難予防のためのツールや便利なソフトウェアなどを紹介。購入サイトへのリンクも。
  ●日本ベリサインの社員のノートPCが盗まれる
ノートPCが盗難された際に被害を最小限に食い止める方法を伝授。詳しい手順がわかるリンクも紹介。
  ●防犯泥棒大百科
“泥棒”や防犯についての詳しい知識が手に入る。「個人情報保護対策」のページは必見。チェックリストで確認を。
■専門家に処理を代行してもらう
パソコンがよくわからないので、専門家にバックアップデータを戻すなどの処理を代行してもらいたい場合、有料の出張サービスもあります。
 
  ●パソコン・インターネット出張解決 たすかる
データのバックアップサービス有。会員(有料)になると1年間無料の電話サポートサービスが受けられる。東京都内メイン。
 
  ●パソコン全国出張サービス
全国対応の出張サポートサービス。「ウイルス駆除と保護対策」のパッケージメニューもある。
  ●はやぶさサポート
東京都西部がサポートエリアだが、リカバリ・カスタマイズは宅配にて全国受付。HDDデータのバックアップサービス有。
セキュリティー関連トラブルを予防する
 
  ■関連リンク集

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